大衆演劇用語辞典 さ行

大衆演劇用語辞典 さ行

大衆演劇で使われる用語を紹介し解説しています。

初心者の方はざっと見ておくと分かりやすく楽しめると思います。

大衆演劇用語の解説

さ行

桟敷席(さじきせき)
劇場の客席上手前方(関西の大衆演劇場では下手側・花道の横)にある一等席・特別席。
畳敷きのところと板敷きのところがあります。
一般席より300円~500円程の追加料金が必要となります。
予約できる場合が多く、ゆったり観劇したい場合には最適の席です。
座長(ざちょう)
劇団の団長。一座の長。
一番人気の看板役者でもあると同時に、毎日上演する芝居やショーの脚本・演出・殺陣・舞踊の振付・音楽の選曲をこなします。
また太夫元(総責任者)を兼ねると、巡業先の決定、給料の支払いなど、運営のすべてをやりくりします。
大衆演劇の世界に飛び込んだ役者なら、誰しも一度は夢見るものですが、企画力・統率力・資金力・体力・精神力のすべてが要求される過酷な道でもあります。
座長大会(ざちょうたいかい)
各劇団の座長が集結して行う特別公演のことです。
協会や劇団が主催するものと、劇場・センターが主催するものがあります。
各劇団の座長が一同に集まり芸を競い合う公演だけに、観劇料は通常の公演より割高ですが、看板役者がそろった舞台は壮観です。
三番叟(さんばそう)
正月興行や祝いの席によく行われる舞。
また新年に舞うのは、その年の芝居の大入り祈願を込めた儀式的な意味合いもあります。
三枚目(さんまいめ)
こっけいな演技で観客を笑わせる役で、この役が看板の三枚目に揚げられたことに由来します。
七三(しちさん)
花道の、本舞台から3分、揚幕から7分の位置。ここで見得を切る事が多いです。
十手持ち(じってもち)
同心、目明かし、岡っ引きなど、江戸時代に町奉行の与力や同心に私的に雇われ、その手先となって犯罪人の捜査・逮捕に従事した者の俗称です。
指定席(していせき)
劇場やセンターで観劇する際に、あらかじめ予約できる席のことです。
下手(しもて)
客席から舞台に向かって左手。西側ともいいます。 上手の反対です。
襲名(しゅうめい)
役者がその一座の代々の芸名を継ぐことです。
座長が先代の名を継ぐ場合が多いが、まれに家が違う先人の名跡を継ぐこともあります。
血筋はつながっていなくても、名前養子となってその名を継ぎ、その一座の芸を継続するケースも。
また「座長襲名」とは座長になることで、その際に芸名を変える場合も、変えない場合もあります。
襲名披露公演では座長を襲名した役者が、座長として初めてお披露目をする公演します。
親しい劇団や劇場など関係者からお祝いの花輪が飾られ、場合によってはゲスト出演もあるなど、通常の公演よりも華やかな舞台になります。
常打ち(じょううち)
毎月、大衆演劇を上演している劇場・センターのことです。
定式幕(じょうしきまく)
緞帳のすぐ後ろの引幕。黒、柿色、萌葱色の3色縦縞です。多くの劇場では、下手から上手に開け、上手から下手に閉めるようになっています。
序幕(じょまく)
芝居の最初の場。第一景。
女郎(じょろう)
遊客に色を売る女のことです。
白洲(しらす)
奉行所において、訴訟を裁断し、罪人を取り調べるところです。
白塗り(しろぬり)
役者が白粉で顔を白く塗ることです。
地塗りをし、その後、顔を描き上げて化粧をしていきます。
裾引き(すそひき)
女形のときに着る着物で、裾が綿のように長く広がっているものです。
見た目も華麗で舞踊ショーでは定番の着物である。
墨肉(すにく)
入れ墨柄の入った和服用の下着襦袢(じゅばん)のこと。
入れ墨をしているように見えます。
世話物(せわもの)
として江戸時代の町人社会を舞台に、義理・人情・恋愛や種々の葛藤を主題とした演目のことです。
線香(せんこう)
線香代の略。女郎や芸妓を囲う代金をいいます。
千秋楽(せんしゅうらく)
一つの劇場・センターにおいて興行が終わること、またその最終日のことです。「楽」「楽日」と略すこともあります。
袖(そで)
客席から見えない舞台の上手や下手、あるいはその空間をいいます。
袖幕(そでまく)
袖に吊る黒幕です。客席から袖の中が見えないようにするために吊ります。
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